02 — STRATEGY
ホームマート創業と、未経験からの勝ち筋
勝てない場所で戦わない。勝てる形を考えた。

2014年6月19日、「ハウスモール」という屋号で個人事業主として宅建業免許を登録した。奈良県知事免許(1)。ここが、いまのホームマートの本当のスタートだ。
最初の仕事は、売主様から媒介をお預かりした物件を、他社さんが買主様に紹介してくれて成約した案件だった。売主様側から仲介手数料をいただいた。それがホームマートの一件目だ。
未経験の20歳が買主様を案内しても、大手や経験豊富な営業マンには勝てない。それは自分が一番わかっていた。だから発想を変えた。買いたい人を探すのではなく、売りたい人から依頼をもらうことに集中する。売主様から媒介契約をいただいて近畿レインズに掲載すれば、買主様は他社さんが連れてきてくれる。未経験者が戦える形は、これしかないと思った。
買いたい人を探すのではなく、売りたい人から頼まれる側に回る。
契約書は、相手方に入った大手不動産会社が作ってくれた。それを見て学び、わからないことは質問して覚えた。恥ずかしいとか言っていられない。現場が教科書だった。
扱う物件も戸建てではなくマンションに絞った。マンションには管理会社があり、管理規約や修繕履歴などの書類が残っている。未経験でも、調べながら誠実な仕事ができる。そこから中古マンション・区分マンションを極める方向に進んでいった。追い込まれた人間が必死で考えた勝ち筋が、そのまま今の会社の型になっている。
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