
堺市堺区(自治体コード27141)における調査対象の概要
堺市堺区(自治体コード27141)を対象に、中古マンション等のうち築40年以上の物件について、2021年から2023年までの3年間の取引価格データを整理した。データの出典は国土交通省が公開する不動産情報ライブラリの不動産取引価格情報検索(XIT001)であり、価格区分を指定していない検索結果には取引価格情報と成約価格情報が混在している。そのため、以下の数値は成約価格のみを示すものではなく、取引価格情報を含む集計値として参照する必要がある。「中古マンション等」は新築ではない区分所有の住宅を含む取引区分であり、「築40年以上」は建築時点からの経過年数が40年以上の物件を指す区分である。堺市堺区は大阪市に隣接するエリアであり、区内には築年数の異なるマンションが混在している。今回の集計は、堺市堺区内に所在する中古マンション等のうち、築40年以上の条件に合致する物件のみを対象としている。対象条件の詳細は次の表に整理した。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象地域 | 堺市堺区(自治体コード27141) |
| 物件種別 | 中古マンション等 |
| 築年帯 | 築40年以上 |
| 対象期間 | 2021年〜2023年 |
| データ出典 | 国土交通省 不動産情報ライブラリ(不動産取引価格情報検索) |
| 期間中の総取引件数 | 160件 |
2021年から2023年の年別取引件数と中央値
2021年から2023年までの年別の取引件数と中央値は次の表の通りである。中央値は各年の取引価格情報を価格の低い順から並べた際の中間に位置する値であり、平均値とは異なり極端に高い、または低い取引価格の影響を受けにくい指標として用いられている。
| 年 | 取引件数(件) | 中央値(万円) |
|---|---|---|
| 2021年 | 47 | 900 |
| 2022年 | 67 | 880 |
| 2023年 | 46 | 1,100 |
2021年から2023年の3年間における取引件数の合計は160件であり、各年の件数にはばらつきがある。年別の中央値の変化を図に示す。
図解:3年間の中央値の変化
中央値の変動をどう読み解くか
2021年の中央値は900万円、2022年は880万円で20万円の減少となった。2022年から2023年にかけては880万円から1,100万円へ220万円の上昇となり、3年間で見ると2021年から2023年の間に200万円の増加が確認できる。同時に取引件数は2021年の47件から2022年に67件へ増加した後、2023年は46件まで減少している。取引件数が少ない年ほど、少数の取引価格が中央値に与える影響が大きくなる可能性があるため、件数の変化も踏まえて数値を確認することが望ましい。
データの算出方法と確認手順
中央値は、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI(XIT001)から取得した堺市堺区・中古マンション等・築40年以上の条件に合致する各年の取引価格情報を並べ、その中間の値を集計したものである。この検索結果は価格区分を指定していないため、取引価格情報と成約価格情報が混在している点に留意が必要である。抽出条件を絞り込む手順は次の図の通りである。
この手順により抽出された各年の取引価格情報を基に中央値を算出しており、個別の物件の査定額とは異なる。読者が同様のデータを自身で確認する場合は、API検索結果ではなく、一般に公開されている不動産取引価格情報検索の画面から地域・期間・種別を指定して検索する方法が案内されている。物件ごとの価格を確認したい場合は、この検索画面で条件を指定して個別の取引事例を参照する方法がある。
築40年以上の中古マンション等を検討する際の留意点
築40年以上の物件は、建築基準法の耐震基準が現行基準と異なる時期に建てられている場合があり、管理組合が実施する大規模修繕の履歴や今後の修繕計画の有無を確認することが、購入・売却の判断材料の一つとして挙げられている。また、同じ築年帯であっても管理状態やリフォームの有無によって取引価格には差が生じる場合があるため、上記の中央値はあくまで堺市堺区における築40年以上の中古マンション等の集計値であり、個別の物件の査定額を示すものではない点に留意する必要がある。
堺市堺区での不動産売却・購入相談について
堺市堺区における中古マンション等(築40年以上)の価格動向を把握したうえで、個別の物件について具体的な価格を確認したい場合は、物件の状態や立地条件などを踏まえた個別の確認が必要になる。センチュリー21ホームマートでは、堺市堺区の物件についての相談を受け付けている。電話でのお問い合わせは0120-43-8639、またはお問い合わせページから連絡できる。



