
本記事では、大阪府堺市中区(自治体コード27142)における「宅地(土地と建物)」の取引情報のうち、建物の築年数が30年から39年の物件を対象に、2021年から2023年までの3年間の推移を確認します。用いた数値は、国土交通省 不動産情報ライブラリが公開する不動産取引価格情報の検索用API「XIT001」から、地域・期間・物件種別・築年帯を指定して抽出したものです。年ごとの標本数や中央値の動きを確認することで、この期間における地域の傾向を把握する一助となります。
堺市中区 宅地(土地と建物)・築30-39年の3年推移を確認する目的
不動産の取引情報は年によって標本数や価格帯の分布が変動するため、単年の数値だけでは傾向を捉えにくい場合があります。本記事では2021年・2022年・2023年の3年分の中央値と標本数を並べて確認し、堺市中区の宅地(土地と建物)・築30-39年という条件における推移を整理します。
調査の対象と条件
今回の集計対象は、地域・自治体コード・物件種別・築年帯・期間を固定したうえで抽出しています。条件は下表のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 堺市中区 |
| 自治体コード | 27142 |
| 物件種別 | 宅地(土地と建物) |
| 築年帯 | 築30-39年 |
| 対象期間 | 2021年〜2023年 |
| 3年間の取引情報件数の合計 | 76件 |
なお、このデータで用いているXIT001の取引情報は価格区分を指定せずに取得しているため、取引価格情報と成約価格情報が混在した状態で集計されています。したがって本記事の数値は「成約価格のみ」を示すものではなく、取引価格情報を含む集計値として参照する必要があります(API仕様の詳細)。
2021年の取引動向
2021年は標本数29件、中央値は1,300万円でした。この年は3年間のうちで標本数がやや多い年にあたります(2021年データ)。
2022年の取引動向
2022年は標本数17件、中央値は1,400万円でした。前年の29件から標本数が減少した一方で、中央値は1,300万円から1,400万円へと変化しています(2022年データ)。
2023年の取引動向
2023年は標本数30件、中央値は1,400万円でした。標本数は2021年とほぼ同水準まで戻り、中央値は2022年と同じ水準を維持しています(2023年データ)。
3年間の中央値とサンプル数の推移
3年分の数値を並べると、中央値は1,300万円から1,400万円へ推移し、標本数は29件→17件→30件と年によって変動しています。図と表であわせて確認します。
| 年 | 標本数 | 中央値 |
|---|---|---|
| 2021年 | 29件 | 1,300万円 |
| 2022年 | 17件 | 1,400万円 |
| 2023年 | 30件 | 1,400万円 |
データの読み方と注意点
ここでいう中央値は、各年に集計された取引情報を価格順に並べたときの中央に位置する値です。年によって標本数が17件から30件まで異なるため、標本数が少ない年ほど個々の取引の影響を受けやすくなる点に留意が必要です。また、この中央値は堺市中区・築30-39年・宅地(土地と建物)という条件で集計した地域全体の傾向を示す参考値であり、個別の物件を対象とした査定額ではありません。特定の物件の価格を把握したい場合は、その物件固有の条件を踏まえた個別の確認が必要です。
公開検索画面での確認方法
本記事で用いた数値の元データは、国土交通省 不動産情報ライブラリの不動産取引価格情報検索画面から、都道府県・市区町村・地域・時期・種類を指定して読者自身でも確認できます。本記事内のAPI参照先(XIT001)は数値取得の根拠として示したものであり、一般読者が直接操作する画面ではないため、内容を確認する際は上記の検索画面を利用してください。
堺市中区の宅地(土地と建物)・築30-39年の取引情報は、2021年から2023年にかけて標本数29件→17件→30件、中央値1,300万円→1,400万円→1,400万円という推移を示しています。これらの数値は地域全体の参考情報であり、個別物件の価格を確定するものではないため、対象不動産の売却や購入を検討する際は、個別の条件を踏まえた確認が有効です。センチュリー21ホームマートでは、堺市中区の取引情報を踏まえた個別相談を受け付けています。お電話は0120-43-8639、またはお問い合わせフォーム(/contact)からご連絡ください。



