今回取り上げる調査条件
今回は、堺市東区で取引された「宅地(土地と建物)」のうち、築30年から39年が経過した物件を対象に、国土交通省の不動産情報ライブラリが公開する取引価格情報を確認します。対象期間は2025年です。ここでいう取引価格情報とは、実際に成約した不動産の取引当事者へのアンケート調査をもとに国が集計・公開しているデータであり、個別の物件を鑑定した査定額ではありません(出典)。
取引価格情報からみる中央値
不動産情報ライブラリのXIT001 API(取引価格・成約価格情報取得API)から取得した2025年のデータによると、堺市東区の「宅地(土地と建物)」で築30-39年に該当する取引は15件記録されており、これらの取引価格を価格順に並べて算出した中央値は1,600万円でした(出典)。中央値とは、対象となる15件の取引価格を小さい順、あるいは大きい順に並べたときに、ちょうど中央に位置する1件の価格を指します。平均値とは異なり、極端に高い、または低い取引の影響を受けにくいという特徴があります。
中央値を読み解く際の注意点
ここで示した1,600万円という数値は、あくまで堺市東区内の築30-39年の宅地(土地と建物)15件をまとめて算出した中央値であり、個々の物件の査定額や売却可能価格を示すものではありません。土地の面積・形状、建物の構造や延床面積、前面道路の状況、最寄駅からの距離、用途地域や建ぺい率・容積率など、価格に影響する要素は物件ごとに異なります(出典)。また、対象期間は2025年の1年間、標本数は15件にとどまるため、四半期ごとの変動や、より長期間の傾向まではこのデータのみでは把握できない点にもご留意ください。
「宅地(土地と建物)」と「築30-39年」という区分について
不動産情報ライブラリでは、取引された不動産の種類を「宅地(土地)」「宅地(土地と建物)」「中古マンション等」「農地」「林地」などに分類して公開しています。このうち「宅地(土地と建物)」は、土地と建物をあわせて取引された事例を指す区分です(出典)。また「築30-39年」は、取引時点における建築年からの経過年数をもとに区分した年数帯であり、同じ年数帯であっても、建物の構造や維持管理の状態によって実際の状態には幅があります。
取引価格情報はご自身でも確認できます
今回参照した取引価格情報は、国土交通省が運営する不動産情報ライブラリで、どなたでも無料で検索・閲覧することができます(出典)。地域や取引時期、不動産の種類などの条件を指定して検索できるため、堺市東区以外のエリアや、異なる築年数帯の取引価格情報を調べたい場合にもご活用いただけます。ただし、掲載されている情報は取引当事者へのアンケートに基づくものであり、所在地は町・大字レベルまでの表示となるなど、公開情報としての制約がある点も踏まえてご覧ください。
売却をご検討の際に意識したいこと
築30-39年が経過した宅地(土地と建物)の売却をお考えの場合、公開されている取引価格情報はエリア全体の傾向を把握する一つの手がかりになりますが、実際の売却価格は個別の物件調査を経て初めて具体的に見えてきます。土地の測量状況や境界確定の有無、建物の劣化状況、リフォーム歴、周辺の取引動向など、物件ごとの個別要因を確認したうえで検討を進めることが大切です。
センチュリー21ホームマートにご相談ください
センチュリー21ホームマートでは、堺市東区を含む地域の不動産売却について、物件の現地調査や周辺の取引状況の確認を踏まえたご相談を承っております。国土交通省の取引価格情報はエリア全体の参考情報として活用しつつ、実際の売却をご検討の際は、物件個別の状況を確認したうえで具体的な進め方をご案内いたします。
よくある質問
Q1. 中央値1,600万円は、自分の物件の売却予想価格ですか?
A. いいえ、異なります。本記事で紹介した1,600万円は、堺市東区の「宅地(土地と建物)」のうち築30-39年に該当する2025年の取引15件を対象に算出した中央値であり、個別の物件の査定額や売却可能価格を示すものではありません(出典)。
Q2. このデータの対象期間や件数を教えてください。
A. 対象期間は2025年、対象は堺市東区の「宅地(土地と建物)」のうち築30-39年に該当する取引で、記録された件数は15件です(出典)。
Q3. 最新の取引価格情報はどこで確認できますか?
A. 国土交通省の不動産情報ライブラリで、どなたでも無料で検索・閲覧いただけます(出典)。
堺市東区での不動産売却に関するご相談は、センチュリー21ホームマートまでお気軽にお問い合わせください。お電話は0120-43-8639、またはお問い合わせフォーム(こちら)からご連絡いただけます。



